マクロレンズ入門講座 3回目 講評
2010年 07月 21日
7月16日(金)、マクロレンズ入門講座の講評でした。
9日の撮影ではなかなか思うようなのが撮れず、家に帰ってから、撮影のときに並木先生に言われたことを思い出して、いろいろと試行錯誤してみました。
提出作品は4つです。
まずはこれ。
講義のときに、先生が「あえてピントを合わせない撮り方もある」とおっしゃったのをメモしていたので、やってみました。
これは買ってきた花なんですが、実は結構トゲトゲしている花なんです。(名前忘れた・・w)
でも、丸いのが可愛かったから、ちょっと全体にぼかしたらいいかなって思って。
画像を見た先生、開口一番は、「おっ、だいぶふっきれてきたね!(笑)」「意図を持ってピントを外すなら、いいです!」って。
周りの皆さんは、何となく(こんなんでいいのかな~?)という反応(笑)。
そしたら先生、「彼女は、オレの講座、何回か来てますから~」と。
先生、2度目です、2度目!(^_^;)
まあ、私は先生の不思議マクロ作品は雑誌とかで幾つか見ておりますけども、それは作例で皆さんも見てますから、免疫はあるはず・・・・・w
でも、ピントを外した写真なんて、普通、あんまり出さないんですかねw
先生がおっしゃったんですよ、そういうのもアリだって~w
ちゃんとノートにメモしたもん。
でも、まだこれでも、全体像がわかるから、もっとこの辺だけでいいです・・・・と、先生がトリミングしてやってみせてくれました。
既に幾何学模様の世界でした。
やっぱり、並木先生は感性が違うわぁ~。
あ、そうそう、7月20日発売の「カメラマン」8月号にも、並木先生の撮った、ピントをどこにもあわせていないモミジが載ってます。これがすてきなんですよぉ~。
お題は「常盤色」です。この記事を見たとき、ピントあわせないの、やっぱりアリなんだ!と確信しました(笑)
シベにピントを合わせないで、もっと奥に合わせましょう!というのを実践してみたものです。これは昭和記念公園にあったアガパンサスです。
先生は一言「いいね!」
そして、もう一つ同じような系統なんですが・・・近所で撮ったヒルガオ?かな。
これを見た先生、「ラッパ型の花は、こういう撮り方はもうできちゃったから、卒業ね!」と。
「また新しい表現を探してください」って。
一応、一つクリアできたのかな。
そして、最後は、一つ違う感じのを出してみました。
これは、お花を小さく撮るというのをやってみたかったんですけど、ちょっと中途半端でしたね。
向こうにある花にピントを合わせればよかったんですが、一つだけ咲いているのがなくて、手前のにピントを合わせました。
でも、全体で見ると花の配置が偏っているので、それを直したほうがいいそうです。
マクロレンズ入門ですが、他の方の写真のときに、ヒストグラムの見方とか、画像の処理の仕方も少しお話してくださったりして、いろいろ勉強になりました。
講座が終わった後、ほかにプリントしてきたものも添削していただきました。
先日の50mm換算のときに出した写真も、花の位置をどうしたらいいか、教えていただきました。
緑のヤツは、「あ、これ、オレのパクリねww」って、黒丸が(笑)
そこで一番褒めていただいたのには、二重丸がつけられましたw
これです。
アガパンサスなんですが、後ろから撮ったものなんです。
先生は多分、着眼点を褒めてくださったのだと思います。
人と違うところから撮る。それが並木先生の一番の教えですから!(^.^)
でも、お花を小さく撮るという課題は、まだできていないんです。
先生にそう言うと、「マクロばっかりやってるから~(笑)」と言われました。
はい、そろそろちゃんと望遠の練習しなくちゃですね。
今回は、質問をノートに書き出して、本当にたくさんたくさん質問&相談して、いろいろアドバイスもいただきました。
画像処理やRAWについても聞いてみたり。
やっぱりRAW現像は覚えた方がいいそうなので、単独講座を受けてみようかなと思っています。
お忙しいのに時間を割いていただいて、本当にありがたかったです。
いつものことながら、並木先生の言葉はとっても説得力があって、写真を撮っていくのに大事なことをたくさん教えていただきました。
講座もたくさん受けて、しばらくは放心状態になりそうなので(笑)、夏の間は、先生のアドバイスどおり、自分の引き出しをふやすことに費やそうかなと思います。
すごく充実したマクロ講座になりました~。
先生、ありがとうございました!(‐^▽^‐)