お花撮影テクニック講座 その5 最終講評
2010年 04月 29日
4月27日(火)は、お花撮影テクニック講座の4回目でした。
最後の講座、悩んで出した3点は次のとおりです。
実は、17日の撮影会で撮ってきたマクロのは、ピントがほんとにシビアで、3枚くらいしかちゃんと合っていませんでした。
そして、ピント合わせに必死になった結果、ただ水滴撮っただけ?みたいなのばっかりになっちゃって。
結局、マクロで写したものは、この一枚だけ提出しました。
実は、よ~く見るとピントが甘い。水滴にちゃんと合っていません。
講座でそれを告白すると、先生がじーっと見て、「うーん、やっぱり甘いね!」と言われました。とほほ。。。
ですよね。。。。
それにまあ、何というか、先生もコメントしづらい写真だなと自分でも思うw そういえば、カメラについては言及があったけど、中身についてはコメントなかった気がします。。。
私の持っているE-PL1で、小さな水滴をライブビューで普通に撮るのはムリ。どうしてもピントがうまく合わないんです。
そして、やはり電子ビューファインダーがあっても、手持ちでマクロのピント合わせは本当に難しいそうです。
E-PL1はとても軽い反面、自分が動いてしまいやすいというのがあるんですね。
先生でも三脚を使って、なおかつ20枚も30枚も撮って、ようやくちゃんとしたものが撮れると。
3時間格闘しましたけど、いいのが撮れなくてと講座の前に告白しまして、マクロは1枚しか出せませんって言いましたら、「オレだって撮れないから。だいじょーぶ!」と言われました。
しかも、水滴ってね、時間がたつと蒸発してくるのか、形が変わってくるのですよ!風も吹いていますしね。
ま、これはこれでキレイで好きだから出しちゃったんですが、まだまだマクロは勉強しなきゃな~。
やっぱり三脚使わないとw
そして、あとの2枚は、24日の午後にまた昭和記念公園まで出かけていって、補習したものです。
この日は晴れていましたが、前日まで雨が降っていました。それでも、17日のときよりは、下も乾いていました。
しかし、土曜の午後って、人がたっくさんいるんですよね。写真撮るのも一苦労ですよ。人が入っちゃいますからね。
なるべく人のいないところで探したのですが、一枚はこれです。
チューリップとムスカリです。
でも、今回はダメ出しが~。
「まず、チューリップの下にある黄色いのが気になる。
あと、ムスカリを写したかったのはわかるけど、チューリップと同じようにピントが合ってしまっているのが結構ある。
ここがうまくぼけるように、自分が動いて、配置を考えること。
で、うまく撮れないところでは撮らない!」
・・・・・ですよね。((+_+))
ムスカリのキラキラに惑わされて、よく見えなかったんですよね。
細部までの詰めが足りないってことです。
そして、最後はこれです。
これはアネモネなんですが。
「えー、この右端のつぼみ、見えてた?」
はい、見えてました・・・
やっぱり、これにもピント合ってますよね。。。。
「これが見えない位置に動く!」
そうですよね~。
つぼみならいいってことはないんですよねえ。。。。
主題にしたいもの以外は目立たないようにする。
そういう場所を探す。
でなかったら、撮らない!
まだまだ、修行が足りませんね~。
いろいろなことが中途半端だなあ。
てなわけで、4回の講座が終了しました。
お友達のmalimoさんご夫妻は課題バッチリで、小さく撮るのは卒業!と言われてましたw
すごいなあ~。
こきはなださんは、マクロの素敵な写真を先生に褒められてました。やっぱり、人と違う表現って大事ですよね。
しかし、並木先生はいつもバッサリと講評なさるのですが、本当はとても気配りなさっている、お優しい方だと思います。
そして、周りをとてもよく見ていらっしゃる。これって、なかなかできないんですよね。
第一回目の撮影日のとき、順番に指導されていて、次は私かな?と思ったら、『ちょっと待ってね』って、私の肩をぽんとたたいて、後ろにいた女の子の指導をされてました。
多分、操作でわからないことがあったのか、ずっとたたずんでいたのではないかな?私は自分の写真に夢中で気がつかなかったんだけど。でも、そういうのをちゃんと見てらっしゃるんだなと。
それでいて、次は私かな?って思っていたのをわかっているから、ちゃんと私にもフォローを入れていくんですよね。このとき、ちょっと感動しました。
そういう先生だから、みんな、どんなにバッサリといろいろ言われても、ニコニコうなずきながら聞いているんだと思います。
きついことを言っているけど、根底に愛情が感じられるっていうか。
やはり人徳ですよね~。
私もすっかりファンになっちゃって、絶対また並木先生の授業が受けたい!って思っちゃいましたもん。
今回、ハードルが高いのはわかっていて受けてしまったお花講座でしたが、本当に勉強になりました。
もともとのテクニックが足りないのはわかっていたけど、今できることは一生懸命やりました。
こんなに必死にやったのは学生時代以来ですよw
結果は玉砕だけど、とても楽しかったです。
そして、やっぱり大事なのは、『自分がどんな写真が撮りたいか』ってことだと痛感しました。
そのイメージがないと、先生もアドバイスできないし、自分も中途半端になるんですね。
私は、ブログの写真を素敵にしたいなあって思って、PENを買いました。
そこでカメラの講座にも出てみようかなって思ったわけなんですが、思いがけず写真がおもしろくなってしまった。
ただ、まだ多分、私の中で中途半端なところが残っている気がするんです。(それは飽きっぽいのがわかってるからw)
それでも、一眼レフを買ってEOS学園に行ってみようかなって思って、講座が終わった後、並木先生にテクニック講座のステップⅠとⅡの差について聞いてみました。
そしたら、絞りとか多少わかっている人は、Ⅱからでいいよと言われました。Ⅰだと全くの初心者向けだから、退屈かもよ、って。
でも、花の写真が撮りたいなら、テクニック講座じゃなくて、花の講座に来れば?って言われました。テーマ別の講座があるんです。
確かに、平日の夜通うのは仕事的につらいところがありますので、できれば3回以内くらいで、9月までくらいをめどに受けられるものがいいかなあと考えています。
EOS学園のテクニック講座は、7回とか9回とか長いですからね。
マクロレンズの入門講座もあって、これも気になってますが、これはキャノンのボディが必要なんです。レンズは借りられるんですが。
KissX4にするか、中級機の50Dにするか・・・。
ネットで見ても、写真を撮るだけなら、50Dを勧めている人が多いですね。
malimoさんも、これから一眼レフを買うなら中級機とおすすめしてくれました。
50Dは出てから結構たつのでキャッシュバックしていて、今、この二つ、値段的にそれほど差がないんですよね。
画質はX4もいいらしいんですが。
動画が要らないなら、連写の早い50Dも選択肢の一つですが、少し重いのが難点・・・・。
それに、使いこなせるのかなあ。。。。(まださまよっているワタシ)
フラッグシップ機の7Dなら文句なしだけど、大きいし、高いし、第一、プロも使ってるので、恐れおおいw
いや、本当は、オリンパスのフォーサーズボディなら、今あるレンズが無駄にならないし、一番いいんですけどね。
ただ、E−620はグリップが小さめで、ワタシの手には少し小さすぎるんですよねえ。malimoさんのおっしゃるように、E−30あたりがいいのかもしれません。バリアングルだし、お花を撮るには便利そう。
並木先生、ぜひオリンパスで、土曜日2回くらいでマクロ講座やってくださいw
あ、でも、オリンパスは100mmマクロレンズがないんだよなーーーっ。(爆)
しかしまずは、自分の今持っているレンズを生かすことも教えていただいたので、接写だけじゃなくて、45mmマクロをいろいろ使ってみます。
この連休、自分の撮りたい写真はどんなものなのか、じっくり考えてみようと思います。
ただね、頭でっかちに考えすぎると前に進めないからと、とりあえず参加してみたお花講座が結果オーライだったので、行動することも大事なんだって思う、きょうこのごろです。
できれば、また講座に参加してみたいです。(^.^)