安達ロベルトゼミ(その5) 日本写真学院
2013年 08月 15日
8月4日(日)、ゼミ最後の授業。
写真展に向けて、具体的に決めなければならないことを確認し、役割分担などについて話し合いです。
ちょうどロベルトさんご自身の写真展を学院のギャラリーでやっていたこともあり、会場にプリントを持っていって、光の当たり具合とか、どこの壁にするかとか、具体的なイメージを膨らませたり。
DM作成の手順なども決めて、あとはグループに分かれて、さらに細かいことについて話し合いです。
二人しかいないから、深縹さんとは大体事前に打ち合わせておいたので、すんなり決定。
自分のタイトルと、グループとしての写真展のタイトルも決まりました。
それから、写真展用のプリントを、大まかにセレクトして持って行きました。
まだプリントを詰めるところはあるけれど、大体の流れを見ていただく感じ。
流れとしては大体OKをいただいたので、あとは、個人レッスンまでにプリントの細部を詰める感じですね。
それから、ステートメント。
今までこういうの書いたことがないのですが、一応書いていったものを見ていただきました。
あとで参考になるサイトを教えていただきました。ふむむ、なかなか難しいねえ。
こんな感じで最後の授業は終了。
写真展が終わらないと、本当に終わったって実感がないんだと思いますが、本当にあっという間にゼミは終わってしまいました~。
ゼミをやってきて思ったことは、ここでは本当に技術的なことについてはレクチャーはないので、作品づくりは自分で考えて組み立てていかないといけません。
もちろん、できないところはロベルトさんがフォローしてくださいますが、自分から働きかけていかないと、ただ待っているのではダメだということです。
みずから考えて構築する能力が大事なんだなと改めて思いました。
そういう意味では、皆さん実力のある方ばかりで、自分と違う個性に出会えて、私もとても刺激になりました。
ロベルトさんの言葉から何を受け取るかは個人個人のレベルでも違うと思いますし、その人なりの成長があるのかなと思います。
ゼミ生の皆さんを見ていると、やはり迷いがなくなったという人もいましたし、デジタルからフィルムへ戻った人、自分の個性を改めて見出した人などなど、それぞれ得たものがあった様子です。
私は、自分の個性(文体)についてはまだよくわからないのですが、今回は撮りたいものがはっきりしていたので、さほど迷いもなく写真展まで来られました。
これからどういうふうに進んでいくかはまだ未知数なのですが、自分がどういう写真が好きなのか、だんだんわかってきた気がします。
そして、好きなものを極めていって楽しんでいけばいいんだと、改めて感じたゼミでした。
物の見方、感じ方も、前より少し変わったかなと思います。
新たな出会いもありましたし、とても充実したゼミでした。
そしてもうひとつ、オマケと言ってはなんですが・・・・・・w
安達ロベルトゼミに来るとハッセルブラッドを買う人が多い、というのをチラとロベルトさんから聞いておりましたのですが・・・・(笑)
私も、出会いがありまして、ハッセルブラッドの500クラシックというのを買ってしまいました!
(ハッセル買いましたと報告したら、ロベルトさんはとっても驚いてましたがw)
まだまだうまく撮れないんですけれど、中判フィルムの楽しさを知ってしまった・・・。
実はずーっと憧れのカメラで、でも、フィルムなんて絶対ムリだと思ってました。
でも、ゼミに通ってみて、フィルムと、中判を一度やってみたくなってしまったんです。
(あっ、まさにこれこそがロベルトマジック?(^_^;))
デジタルとともに楽しんで撮っていけたらと思っています。
「はっちゃん」と名前をつけて可愛がってますwww 猫じゃないよw
というわけで、9月半ばの写真展まで、プリントやらブックやら、いろいろ頑張ります!